ホーム 上へ サイトマップ

2010年実績
2002年実績 2003年実績 2004年実績 2005年実績 2006年実績 2010年実績 2011年実績

 

 

2010年度実績

情報通信工学科の大学3年生1名が、弊社開発部にてゲーム機の回路開発の実習を行いました。

主な実習項目は、下記の通りです。

論理回路演習
HDLシミュレータのセットアップ
HDLコーディングシミュレーション演習
ドキュメント演習(仕様書作成)
論理回路の開発
(ゲーム機の開発を通して、ドキュメント作成〜FPGA開発まで自ら実践し、
体得して頂きました)
検証仕様書作成
回路検証
プレゼンテーション
まとめ

 

<インターン生の感想文>

今回のインターンシップでは、自分が主体となって、何を設計し、どのような設計書を作成するかを考えて作成してきた。自分を中心として進めることは、自分がやらないと進まないということであり、少し難しく感じた。
今回設計するのは、電子サイコロと電子ジャンケンを行うことのできるデジタル回路にした。設計書では、ただ文章を打つのではなく、図や表を多く用いて、相手が見て分かりやすい設計書にするということを教わった。しかし、図や表を多く用いた設計書にするのは、大変時間がかかった。
設計書をより細かくし、その設計書を見て設計することができるような詳細設計書を作成した。より細かく作成するのには難しく、悩んだりしたが、指導責任者のアドバイスをもらい、より良い詳細設計所を作成することができた。
この設計書を元に、Verilog-HDLでRTL記述(プログラミング)を行い、電子サイコロと電子ジャンケンの設計を行った。設計書を細かく、丁寧に作成したので設計を早く行うことができた。
Verilog-HDLが実際に正しく動作するかの確認をするために、シミュレーションを行った。このシミュレーションは失敗した場合など、全ての通りをシミュレーションしなくてはならないので大変だった。全ての通りをシミュレーションすると、うまく動作していない所を発見することができ、シミュレーションの重要性を実感することができた。また、このシミュレーションをまとめたシミュレーション仕様書を作成した。この仕様書も相手に見やすく、分かりやすくするために、表を多く使用したので時間がかかった。相手に分かりやすい様な設計書を作成する大変難しく感じた。
この3つの設計書についての報告するための発表を行った。始めから設計書を作成してきたので、指導責任者に分かりやい発表を行うことができた。また、プレゼンテーションの練習にもなったので、良い経験になった。
大学の日誌とは別に、日報を毎日作成した。この日報にはその日の作業と次回に行う作業の予定を記入してきた。この日報により、作業を効率よく進めることができた。自分が主体となって作業を行ってきたので、悩んでも自分で考えて、より良い設計書にしていこうと努力した。このことにより、自分の知識においても向上することができた。また、設計におけるアドバイスをもらったので、新たな知識も得ることができた。
 今回インターンシップに参加して、自分の将来や生活に良い刺激になった。今回得たことを応用して、今後に役立てていきたい。

 実習生自らゲーム機の仕様を考え、設計仕様書作成、詳細設計書作成、詳細設計、シミュレーション、プレゼンテーションまで実践して頂きました。
当初は、カルノー図を用いてデジタル回路の設計を行っていた実習生でしたが、次元が多くなるとカルノー図の限界を感じ、インターンシップ卒業時には、ハードウエア記述言語を駆使しながらデジタル回路開発を行えるまでに成長しました。
日報をつけることで、自己の進捗管理も実践して頂きました。
今回のインターンシップにて学んだ『人生方程式』を実践して、今後のエンジニア人生を躍進してください。

 

[ ホーム ] [ 上へ ]

この Web サイトに関するご質問やご感想などについては、下記の電子メールまでお送りください。
  (大変申し訳ございませが、フリーメールアドレスからは受付しておりません。)