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ムーアの法則
化学IC ムーアの法則 シリコンカーバイト

 

 

 ムーアの法則とは、ゴードン・ムーア博士(1965年、フェアチャイルドセミコンダクタ社共同設立者)が唱えた名言です。”半導体集積チップに集積したトランジスタ数は、2年(18ヶ月)毎に2倍になる”という内容です。

 ムーアの法則は当初、5年くらいで崩れてしまうとされていたが、今までこの法則通りに半導体産業は、推移してきました。しかし、そろそろ本当にこの法則が崩れる時が近づいてきているかもしれません。たとえば、インテル社の最新テクノロジーでは、ゲート酸化膜の厚さが、分子3個分しかないのです。

 そこで、ムーアの法則を維持するために使えそうな技術を取り上げてみたいと思います。

                ☆ 3次元構造

         現在トランジスタは、平面(2次元)にレイアウトされています。これの3次元レイアウト化

                ☆ 球形表面形成技術(平面ではなく、シリコンボール全体にトランジスタを敷き詰める)

                ☆ シリコンのネットワーク化(全てのLSIに通信回路を埋め込み、LSI間で必要な機能を補う方法)

                ☆ SOI(トランジスタの隣接部を、絶縁性材料で置き換える)

 

主要技術を取り上げましたが、これら技術を複合的に使用することが必要になる時代が近づいているのではないでしょうか。

 

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