ホーム 上へ サイトマップ

用語解説
次世代半導体 ブラインド等化器 用語解説 乱数発生プロジェクト インターンシップ FPGAホビー

 

 

弊社業務領域に関する用語の紹介を行います。

英文字

解 説

Accellera

アクセレア

ハードウエア記述言語を利用したLSI設環境に関する標準化団体。

http://www.accellera.org/

Adhoc Network

アドホック・ネットワーク

基地局などの特定のインフラストラクチャーに依存せず、中継機能を持つ移動端末だけで構成した一時的なネットワークのこと。

ADSL

Asymmetric Digital Subscriber Line

ADSL(非対称デジタル加入者通信線)という。既存のアナログ電話回線をそのまま利用して、デジタルのデータを伝送する方式。

AGP

Accelerated Graphics Port

グラフィックスLSIと主記憶の接続する専用バス規格(Intel社の提唱)。

AFC
Alkaline Fuel Cell

アルカリ型燃料電池

Aliasing

エイリアシング

アナログ的な連続値をデジタル的な離散値にした場合(サンプリング)した場合に、元の信号に含まれていない虚像が生じる現象。
この現象は、高域成分が低域に折り返してくることに起因する。
<例> 1MHzの正弦波を0.6MHzでサンプリングすると、出力には、1−0.6=0.4により、0.4MHzの正弦波が得られてしまう。

これは、防ぐには下記の対策を施す。
(1)元の信号の2倍以上でサンプリングしていれば発生しない。(ナイキストの定理)
(2)サンプリングを行う前に信号を帯域制限させる。(LPFを掛ける)
<例>1MHzでサンプリングする場合、あらかじめ信号の帯域を0.5MHz以下にしておく。

Almanac Data

(アルマナック・データ)

GPSの全衛星の概略の軌道周回情報と時刻情報。この情報は、1度受信すると1週間利用できる。

これに対して、Ephemeris Data(エフェメリス・データ)は、1度受信すると90分間利用できる。このデータより、現在位置を担当するGPS衛星の詳細な軌道周回情報を入手し、衛星の位置を求め、現在の位置を計算により求めることができる。

Alternator

オルタネータ

ダイナモ。車の発電機。

ALU

Arithmetic Logic Unit

算術演算ユニット

AM

Amplitude Modulation

振幅変調。

Amazon EC2 Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)は2006年にAmazonが開始した商用Webサービスであり、Amazonが計算機資源を提供し、顧客がプログラムを実行できる。
AMC

Artificial Magnetic Conductors

人工磁気導体

AMBA

Advanced Microcontroller Bus Architecture

英国アーム社が開発したオンチップバス。高速バスのAHBと低速バスのAPBがある。

AMI-C

Automotive Multimedia Interface Collaboration

車載用情報機器の標準化団体。

AMR

Adaptive multi rate

第三世代携帯電話システム用音声データの符号化規格。GSM-AMRとも呼ばれる。符号化率を転送フレーム毎に切り換えられることを特徴とする。

Android

Google社の提供する携帯電話向けのソフトウエア実行環境。最近は、携帯電話以外の組み込み機器に適用する場合が増えている。

APX完全

NP完全と同じ概念で、もしある最適化問題がAPX完全であることが証明されると、その問題に対する近似アルゴリズムは近似度に限界があることが示せたことになる。

ARM Cortex-M0

論理合成可能なARM社の32ビットCPU。12Kゲート未満の面積で85μW/MHz。
今までのARM7TDMI-S等とのバイナリ互換、ツール互換性あり。

AS

Autonomous System

ISPなどの各組織が保有・運用するネットワーク、各ASは独自の運用ポリシーに基づき運用する。

AtomPub

Atom Publishing Protocol

HTTPベースのデータプロトコルで、Web上のデータの編集、作成を実現する。Webサービス同士やWebサービスとデスクトップ上のソフトウェアや携帯などとの連携を可能とする。RFC5023で仕様化されている。

ARPU

Average Revenue Per User

通信事業における、加入者一人当りの売上高。
arXiv ロスアラモス国立研究所のPaul Ginsperg氏が開発した、査読前の原稿を掲載するプレプリントサーバ.。現在はコーネル大学が運営している。当初物理系の原稿が主であったが、最近は数学、計算機科学、量的生物学、経済学の原稿も掲載されるようになった。
ASIC

Application Specific Integrated Circuit

特定用途向けIC。通常は、セミカスタムLSIを指す。スタンダードセルLSI(セルベースLSI)や、エンベデッド・アレイ等がある。

ユーザーが回路を設計し、半導体ベンダーに製造を委託する。アナログコアやCPU等のIPを入れて、システムを1チップ化することが多くなった。

ASK

Amplitude Shift Keying

振幅変調(無線変調方式)。電圧Vに情報を乗せる(変調)方式。

S(t)=V(t)cos(ωt) 

ASSP

Application Specific Standard Product

ASICは、特定ユーザー向けを指す。これに対して、もう少し汎用性があるものをASSPと呼ぶ。

A-Weighted

A加重。
人間の聴覚の周波数特性に合わせる為のオーディオ補正。

Backplane

バックプレーン

バックプレーンボード、またはマザーボードと呼ぶ。P板を数枚〜数十枚コネクタを介して相互接続するための基板。バックプレーンのアーキテクチャとしては、大きく分けて3つある。スター型ポイント・ツー・ポイント(スイッチボードを介して基板を接続)、メッシュ型のポイント・ツー・ポイント(全ての基板を直接接続する)、マルチポイント(全ての基板間を共有バスで接続する方式。この方式が一般的)

Backward Stepwise Selection <後ろ向き逐次選択法>
N個の要素のうち、性能への寄与が最も小さいものを取り除き、以下同様に要素を一つずつ減らしていく方式。
BB84 単一光子を利用した鍵共有手法であり、1984年にBenettとBrassardによって提案された。安全性を量子物理原理に基づき盗聴検知も可能であるが、伝送距離に物理的限界がある。
BERT

Bit Error Rate Tester

ビット誤り率テスター。BER(Bit Error Rate)を求める。

BGP-4

Border Gateway Protocol

BGPは、AS(Autonomous System)間で経路情報を交換するルーチングプロトコルである。

BiFET

Bipolar Field Effect Transistor

バイポーラ電界効果トランジスタ

Biometrics

バイオメトリクス

人間の体にある固有生体情報を用いて、個人の識別/認証を行うこと。主な生体情報としては、声紋(音声)、指紋、眼球のアイリス(虹彩)、掌紋(手のひらのしわ)、顔の形状等。

Biotip

<バイオチップ>
生体物質認識測定に必要な分子認識素子や信号変換素子部を微細なチップ上に形成したものであり、DNAを対としたDNAチップ、タンパク質測定のためのタンパク質チップから更に
発展して液滴輸送などバイオ用途に必要な機能をチップ上に集積化。

Boolean Network <ブーリアンネットワーク>

ゲートレベルのネットリストの表現方法の一つで、有向グラフ(DAG:Directed Acyclic Graph)によって表現したもの。各ノードは、論理ゲートもしくは、論理ゲートの組み合わせからなり、有向枝は、入出力信号を表す。

Bounding Box

境界方形

ランダムに配置した時の配置対象となっている論理ブロックのすべてを内側に含む最小方形。
BPSK

Binary Phase Shift Keying

2相位相偏移変調

Branch Prediction

分岐予測

CPUのパイプライン処理において実行する形態。分岐命令の結果を予測し実行する。大きく分けて2方式ある。

 ・静的分岐予測・・・コンパイラー側が分岐予測を行う方式。

 ・動的分岐予測・・・回路側(CPU)が予測を行う方式。(コンパイラー側は、分岐予測を行なわない)

BSDL

Boudary scan description language

ASICに用いるLSIのバウンダリー・スキャン回路用の記述言語。

BWA

Broadband Wireless Access

数十〜数百Mbit/s程度の高速伝送が可能な固定無線システムのことをBWAと呼ぶ場合がある。
Can

Controller Area Network

独ロバート・ボッシュ社が開発した自動車用電送装置間の通信制御バス。このバスは、自動車以外にも各種制御装置(ロボット等)に採用されている。現在CAN2.0A,CAN2.0B仕様があるが、次世代のCAN2.0Xの仕様検討中。

CAPEX

Capital Expenditure

設備投資のための支出。設備の価値を高めるための支出で、減価償却の対象となるもの。
CCITT

International Telegraph and Telephone

国際電信電話諮問委員会のこと。ジュネーブに本部を置き、モデムなどの電信電話機器に関する規格を策定する団体。1993年3月1日に組織改正が行われ、国際電気通信連合(ITU)の常設機関という位置づけになった。通信規格制定事業は、電気通信標準化部門(TSS:Telecommunication Standard Sector)に引き継がれ、CCITT時代の規格はすべてITUーTを冠して示されるようになった。

CD

Compact Disk

コンパクトディスク。音楽等を記録する規格。サンプリング周波数は、44.1kHz、分解能(量子化ビット数)は16ビット。

CDMA

Code Division Multiple Access

符号分割多重接続

Cell Base IC

(セルベースIC)

ユーザの仕様に合わせて、設計するASICの一種。事前に用意しているセル(AND、OR等の半導体素子)の中から必要なセルを組み合わせて、目的に合うICを開発する。ユーザの希望する配線を施してICを設計するゲートアレイと全面的にユーザの仕様で設計するフルカスタムICの中に位置づけられる。

Cellular RAM
セルラーRAM

疑似SRAMの一種。独インフィニオン・テクノロジーズ社と米マイクロン・テクノロジーズ社が開発している。

CIF

Common Intermediate Format

352×288画素の画像フォーマット。CIFの1/4の画素(144×176)のフォーマットをQCIF(Quater Common Intermediate Format)と呼ぶ。

Circuit Ratio 

レシオ回路。トランジスタの抵抗比により、動作点が決まる回路。nMOS論理回路は、レシオ回路の一つ。CMOS論理回路は、レシオレス回路。

Clock Gating

低消費電力化手法の1つ。動作する必要がない、回路ブロックのクロック供給を停止し、消費電力を下げる。(ゲーテッドクロックとも呼ばれる)

Competency

コンピテンシー

主に企業の人材活用の分野で用いられる用語。
『選択決定力』、『対人協調力』など高業績を生み出す能力・行動特性のこと。

Corner Reflector

(コーナレフレクタ)

2枚または、3枚の反射反射板を互いに直行するように組み合わせた反射体。入射波は、各面で1回ずつ反射されることで、波の進行方向が逆向きになり、波源の方向に戻る。

Correspondence Analysis

<コレスポンデンス分析>
コレスポンデンス分析とは、相関が近い項目が隣合うようにデータを配置させることで、それらの関係性を視覚的に表現する多変量解析法である。

COSMORAM
Common Specifications for Mobile RAM

NEC、東芝、富士通によって開発された疑似SRAM。このインターフェースを統一化する試みを3社で行っている。

CPLD

Complex Programmable Logic Devce

プログラム可能な半導体論理デバイス

Circuit Topology

半導体素子間の接続。

Crawler

クローラー

無限軌道。キャタピラは、商品名のため、一般的には『クローラー』を使用する。

CRC

cyclic redundancy check

巡回符号方式(巡回冗長検査)。データ伝送において、データを誤りなく伝送出来たかどうかを検査する方法の一つ。サイクリック符号(巡回符号)を誤り検出に利用する。

CSMA/CA

Carrier Sense Multiple Access / Collision Avoid

送信側から見て、伝送路が使用中なら送信しない。反対に伝送路が未使用なら送信するいう制御方法。受信側は、受信したというACK(Acknowledgement)信号を送信側に返す。

Current Mirror Circuit

カレント・ミラー回路。定電流回路の一種。
入力側トランジスタに流れる電流と同じ向きにトランジスタの出力に電流が流れる。

CVS

Concurrent Versions System

ソフトウエアのバージョン管理システム。(オープンソース)

Data Mining

データマイニング。データベースに蓄積された大量のデータから、自明でない規則性やパターンを半自動的に取り出す方法の研究。

dB SPL
dB Sound Pressure Level

音圧を表す単位。20μPa(パスカル)の音圧をゼロdB SPLとする。

dbx

ノイズリダクションシステム。デビッド・ブラックマー氏が開発した。

DCT

Discrete Cosine Transform

離散コサイン変換

DDR

Double-Data-Rate

クロックの両エッジに同期してデータを転送すること。

DES

Data Encryption Standard

米国連邦政府が暗号の標準方式として1977年に採用したアルゴリズム。

DIP

Dual In-inline Package

ICのパッケージ形態

Directionality Noise

方向性雑音

特定の方向から受音点に到達する雑音で、異なる2点で受音した際に高い相関を示す。自由音場内のある点から発せられる単一雑音がこれにあたる。

Diatonic Scale

<ダイヤトニック音階>
1オクターブ内に並べられた隣接するピッチの音程が二つの半音と5つの全音となる7つのピッチの順序集合。

Diffie-Hellman key exchange

ディフィ・ヘルマン鍵共有

事前の秘密情報の共有をしない上で、盗聴の可能性のある安全でない通信路を使って秘密情報である鍵を2者間で共有する手法。
Directed Search

有向探索

探索範囲の枝狩りを行って、アルゴリズムの動作を高速化する手法。
Dirichlet Process

ディリクレ分布

(0.1、0.3、0.7)のような多項分布をランダムに生成する確率分布。多項分布を生成するもっとも簡単な確率分布として知られる。

DLFC
Direct liquid Fuel Cell

直接液体燃料電池

DMFC
Direct Methanol Fuel Cell

ダイレクト・メタノール型燃料電池

DPA

Distributed Power Architecture

分散給電アーキテクチャ

DSL

Domain Specific Languages

特定の問題領域に適合するために汎用性を犠牲にしたプログラム言語。MATLABのM言語等を指す。

DSP

Digital Signal Processing

アナログ信号をデジタル信号に変換し、デジタル回路やDSP等のデジタルLSIを用いてフィルタリング処理を行うこと。
アナログでは素子のばらつきにより実現が難しい高タップ数のデジタルフィルタが実現できる。

DSP

Digital Signal Processor

信号処理に特化した専用LSI。DSP機能を持った、CPUも存在する。

DSSS
Direct Sequence Spread Spectrum

直接シーケンス・スペクトル拡散

DRAM

Dynamic Random Access Memory

記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー

DSD
Direct Stream Dgital

音声信号の符号化方式の一種。

DSO

Digital storage oscilloscopes

A/Dでデジタル化して取り込み、トリガーを任意に設定することが出来るオシロスコープ。入力信号をメモリに取り込む為、過度現象や単発信号を観測する際に、威力を発揮する。量子化誤差やエイリアシングに注意して使用すること。

DTD

Document Type Definition

SGML,XMLなどの構造化文書の構造を定義するスキーマ言語であり、設計書に当たる。
DVI

Digital Visual Interface

パソコン用モニターのデジタルインターフェース。現在は、アナログインターフェースが主流。

EEMBC

Embedded Microprocessor Benchmark Consortium,Inc.

組み込み機器用マイクロプロセッサーの性能評価団体。

EEPROM

Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory

電気的に消去できるROM

E-911

Wireless Enhanced 911

米国FCC(連邦通信委員会)が2001年10月5日に施行したE911法。

この法律では、携帯電話からの緊急通報時に、携帯電話の位置を特定できることが求められている。GPS等を用いてこの機能を実現する。

ECC
Error Correction Code

誤り訂正符号

EDA

Electronic Design Automation

電子回路やLSIの設計自動化技術。

EDAC

Electronic Design Automation Consortium

EDAツールベンダーの業界団体。

http://www.edac.org/

EDC

Electric Distortion Compensation

媒体伝搬中に生じた波形ひずみを受信側の電気信号処理によりキレイに戻すこと。

ELISA

Enzyme-Linked Immunosorbent Assay.

酵素免疫測定法と呼ばれ、酵素標識した抗体または抗原を用い、抗原抗体反応を利用して定量的に検出する方法。

Elpida Memory Inc.

エルピーダメモリ

日立製作所とNECのDRAM設計部隊を統合して出来た合弁会社。1999年12月に設立。

Embedded_Array

エンベデッドアレー

ゲートアレイとスタンダードセルの両方の利点を持ったASIC。基本構成としては、ゲートアレイの中に高付加価値のセルを埋め込んだもの。

EMC

ElectoroMagnetic Compatibility

電磁両立性(ElectoroMagnetic Compatibility)装置またはシステムの存在する環境において、許容できないような電磁妨害をいかなるものに対しても与えず、かつ、その電磁環境において満足に機能するための装置、システム。

EMI

Electromagntic interference

電磁波妨害

ePub 国際電子出版フォーラム(IDPF:International Digital Publishing Forum)が普及促進している公開された電子書籍の規格の一つ。
Energy Harvesting Technologies

私たちの身の回りには、光・電磁波・振動・熱等の様々なエネルギーが存在する。今日のデジタルデバイスの発達により、mW,μWでも利用できる技術が確立され、エネルギーハーベスティング技術が注目されるようになってきた。この技術は、身の回りに存在する微弱に分散して存在するエネルギーをあたかも果実を収穫するように利用するというのが、エネルギーハーベスティング(Energy Harvesting)もしくは、Energy Scavenging技術である。

Electronics System Level

EDAよりは設計の上流を指して使うことが多い。定義のはっきりしない用語。以下の領域を指す場合が多い。

   ・ステート設計

   ・アルゴリズム設計

   ・CPUソフト設計

ESR

Effective Series Resistance

等価直列抵抗

Experience

エクスペリエンス

製品やサービスを使う際、人間が認知する有意義な経験。IT分野では機器やWebサイトを使うときの使い勝手の良さはもちろん、楽しさ、面白さも含めていうことが多い。マーケティング分野では「経験価値」と呼ばれることもあり、商品やサービスの購入時に顧客が得る、価値ある経験を呼ぶ。
FAQ

Frequently Asked Question

よく質問される内容。同じ様な質問を、何度も質問されるので、FAQとしてWeb等に登録し、ユーザの便宜を図ることが多い。

FCRAM

First Cycle Random Access Memory

富士通が開発した、高速半導体メモリー技術。

パイプライン構造で、DRAMセルを高速に動作させる技術。アドレス非多重方式を取り入れ、ランダム・アクセス・サイクルを従来の1/4に短縮した高速DRAM。

FCS
Fuel Cell System

燃料電池システム

FEC

Forward Error Correction

前方誤り訂正符号。冗長ビットを付与して送信。受信側では、この冗長ビットを用いて誤り検出や訂正を行う。

FET

Field Effect Trasistor

電界効果トランジスタ

FFT

Fast Fourer transform

高速フーリエ変換。信号をFFTすることで、高調波成分を容易に分析出来る。

Flame Grabber Board

フレームバッファを内蔵した動画像、取り込みボード。

パソコンのPCIバスを介して取り込むボードが多い。

FPAA
Field Programmable Analog Array

アナログ回路のFPGA版。
FPAAでは、CAM(Configurable Analog Module)呼ばれる機能モジュールを組み合わせてアナログ回路を構成する。
CAMの種類・・・増幅器、比較器、乗算器、除算器、定電圧源、整流器、発振器、任意波形生成器、フィルター、サンプルホールド回路、
米ラティス・セミコンダクター社、米アナダイム社、英ジーテックス・セミコンダクター社等

FHSS
Frequency Hopping Spread Spectrum

周波数ホッピング・スペクトラム拡散

FCC
Federal Communications Commission

米連邦通信委員会

FIFO

First IN First OUT

書き込んだ順番通りにデータを読み出す事が出来るメモリ。

遅延素子やタイミングの緩衝用として使用する。

FIND

Future Internet Design

包括的ネットワークアーキテクチャ設計に注力するNSFの長期プログラム。現状は、小規模で焦点を絞った多数のプロジェクトにより構成されている。
http://www.nets-find.net/

FIT

Failures In Time

故障率を表す単位。

Fly-Back Voltage

フライバック電圧

インダクターに流れる電流を急激に変化させることで発生する高電圧。昇圧回路として、使用出来る。

FPGA

Field programamable gate array

設計者の手元で書き換え可能なASIC。正確には、PLDデバイスの中で、論理ブロックの構造がゲートアレイに近いタイプを指すことが多い。FPGA以外には、PAL(Programmable array logic)、CPLD(Complex Programmable logic device)がある。

最近は約1000万ゲートクラスの容量まで搭載している製品もある。また、CPU,DSP、メモリも搭載可能になっており、FPGAでのSoPCも可能である。

<主なFPGA供給会社>

 ・Actel Corp.

 ・Altera Corp.

 ・Quick Logic Corp.

 ・Xilinx,Inc.

Frame grabber

フレームグラバ

動画像取り込み装置。フレームバッファを内蔵し、PCIバスなどに準拠したボードとして市販されている。カメラの同期を取り、複数のカメラ映像を扱える製品もある。

Free Sound Field

自由音場

壁面や壁などによる反射がなく、受音点に音源からの直接音しか到達しない音場のこと。壁面が吸音材で敷き詰められた無響室は、自由音場を再現した空間である。

FSS
Fixed Satellite Service

固定衛星業務。
特定の固定地点に設置された地球局間の衛星を使用する無線通信業務。他の業務の衛星(放送衛星等)と地上間で情報を送受する回線を提供する部分も含む。

GaN

窒化ガリウム、ワイドバンドギャップ半導体(半導体結晶中の電子が存在しないエネルギー帯の大きな半導体)の一つで、シリコンやガリウムひ素(GaAs)など従来の半導体材料にくらべ、電圧による破壊に強いという特徴がある。

Gate array

ゲートアレイ

集積回路の製造手法の一種で汎用的な回路素子を基板上に配置しておき、顧客の注文を受けてから、その用途や要望に応じて配線を行う手法。

G.723.1

ITU標準の音声データ符号化規格。比較的低速の通信回線用に用いる。

GENI

The Global Environment for NetWork Innovations

複数の新しいネットワークの実証実験を同時独立に遂行するため、プログラマビリティ等の機能を持つテストヘッドを構築するNSFの長期プロジェクト。
http://www.geni.net/

GMP

Generic Mapping Procedure

任意のビットレートの信号(クライアント信号またはODU)をそれよりも大きなピットレートのODUのペイロード領域に割り付ける方法。シグマ・デルタ方式と呼ばれるアルゴリズムを用いてデータバイトとスタッフバイトを分散配置する。
GPL

GNU General Public License

フリーソフトウエアの理念に基づいて考案されたライセンス形式。使用者は、誰でもソースコードを変更して使うことができる。その際には、自分で改変したソースコードを公開しなければならない。

以上を謳ったGNU一般公共使用許諾のこと。

GPRS

General Packet Radio Service

GSMデジタル携帯電話通信方式を基にした、パケット通信システム。

GPS

Grobal Positioning System

高度2万kmに位置する24個の非静止衛星を用いた、衛生利用測位システム。

GSM

Grobal System for Mobile Communication

主にヨーロッパで用いられている、デジタル携帯電話通信方式。

GUI

Graphical User Interface 

機器をユーザが操作するグラフィカルなインターフェース。

Hash Algorism
ハッシュ・アルゴリズム

ある符号長のテキストから固定長の疑似乱数を生成する演算手法。

HD

High Difinition

高品位、高解像度。HDTV等に用いる。

HD-DVD

High Difinition DVD

記憶容量が現行DVDよりも大きいDVDを指す。2方式が存在する。

 ・Blu-ray Disk(ブルーレイディスク) 松下電器、ソニー、フィリップス等

 ・HD-DVD 東芝、NEC等

HDL

Hardware Description Languge

ハードウエア記述言語。Verilog-HDL、VHDL等が主に使われている。

HDMI
High Definition Multimedia Interface

DVI(パソコンのディスプレイ規格)をテレビやセットトップボックス機器向けに改良した規格。
RGBの各信号とクロック信号を4ペアの差動信号ラインで伝送する。

HEMT

High Electron Mobility Transistor

高電子移動度トランジスタ(High Electron Mobility Transistor)
高速・低雑音性にすぐれた化合物半導体によるトランジスタ。1979年に富士通研究所の三村高志により発明された。

Hot-Swap

ホットスワップ

活線挿抜。電源を入れたまま、基板を抜き挿しすることが出来る技術。電話交換機等では、必須の技術。

HRTF

Head-Related Transfer Function

<頭部伝達関数>
頭部IR(インパルス応答)をフーリエ変換して周波数領域で表現したもの。従って、本来は複素スペクトルだが、その振幅スペクトルを指す場合もある。

HSDPA

High Speed Down Link packet Access

16QAMを用いて、3GPPの高速化を図る規格。

帯域は現行と同じ5MHzを用いる。下り方向では、最大10Mbps。

Hyper Transport

ハイパートランスポート

米AMDの開発した、ボードに搭載したLSI間を高速で接続するバス技術。ポイント間の接続リンク構造。

IBIS

I/O buffer information specification

LSIの入出力回路の動作(電流、電圧、寄生素子(インダクタンス、容量、抵抗))を記述するモデルの標準規格。

IBV

Intermediate Bus Voltage

中間バス電圧。

多くのシステムでは、12V(1000W以下)または48V(1500W以上)で動作している。この電圧を7〜8Vの中間電圧に変換し、基板内で必要に応じて、3.3V、2.5V等の必要な電圧に変換するもの。なお、変換する回数が多いほど変換効率が落ちるが、コスト的には下がる傾向がある。

IC CARD

ICカード

下記にICカードの分類を示す。国際標準化作業は、ほぼ完了している。最近は下記カードの複合化カードも使われてきている。現在主流は8bitマイコン搭載型が多いが、16,32bitも増えて来ている。またそれに伴いOSも、独自OSから汎用OSに移行してきている。

接触型-----+----ISO7816(銀行カード、クレジットカード)

                   |----S型(出光MYDOカード、大学生協)

非接触型---+----密着型(ISO10536)

                   |-----近傍型(ISO15693)

                   |-----近接型(ISO14443)---+----タイプA 106kbit/s(海外で使用されている)

                                                            |----タイプA' 106kbit/s(NTT 公衆電話ICテレホンカード)

                                                            |----タイプB 〜424kbit/s(IT装備都市研究事業)

                                                            |----ソニー方式 212kbit/s(JR東日本スイカカード)

ICD

Implantable Cardioverter Defibrillator

植込み型除細動器。心臓に電気的ショックを与えることで、不整脈(心室細動、心室頻拍)を整える装置。

IDC

Internet Data Center

顧客のサーバを預かり、インターネットへの接続回線や保守、運用サービス等を提供する施設の総称。

IEC
International Electrotechnical Commission

国際電気標準会議。略称IEC。電気工学、電子工学、及び関連した技術を扱う国際的な標準化団体。その標準化規格の一部は、国際標準化機構(ISO)と共同で開発されている。1906年6月26日に創始された。当初はロンドンに本部があったが、1948年にジュネーブに移転。 
http://www.iec.ch/

IEEE
Institute of Electrical and Electronics Engineers,INC.

米国電気電子技術者協会、米国電気電子学会。
http://www.ieee.org/

IEEE1394a

i.Link、Firewireとも呼ばれる高速なシリアルバス技術。伝送距離は、約4.5m。伝送速度は、100,200,400bit/s

IEEE1394b

IEEE1394a規格の速度と距離を向上した規格。伝送距離は、約100m。伝送速度は、〜3.2Gbit/s

IF

(Intermediate Frequency)

信号処理を行う低周波信号(ベースバンド信号)と、高周波のRF信号(Radio Frequency)により周波数変換を行う際に、いったん中間的な周波数に変換することがあり、その周波数をIFという。

IF

lmpact Factor

Eugene Garfield氏によって考案された雑誌のインパクトを計る指標。IF2010の場合は、2008年と2009年に発行された論文が2010年の1年間で何回引用されたかの論文当り平均値となる。
IGBT

Insulated-Gate-Bipolar-Transistor

大電力スイッチング素子。高電圧のOn/Offスイッチとして用いる。

IMIC

Interface Model for Integrated Circuits

別名「Table-SPICE」。ICのインターフェースモデルの標準規格。トランジスタの特性を電圧、電流、静電容量の数量(テーブル)にて記述。JEITAの規格。

IMT
International Mobile Telecommunication

International Mobile Telecommunication(IMT)は、IMT-2000及びIMT-Advancedの総称。

Information Assurance

<情報保証>
場を共有するすべての人が、同時に同質、同量の情報を得て、その場に参加できるようにするための活動。

IP

Intellectual Property

半導体の大規模回路ブロック(コアorマクロセル)のことを指す。近年、IPの流通が増えて来ている。

MPEGデコーダ回路等の汎用回路を、半導体の回路の中で容易に使用できるようにして売られているブロック。(一般的には、知的財産権のことをさす)

Interactive Systems

<インタラクティブシステム>
人間とインタラクション(対話型操作)を行う機械やシステムのこと。

IR

Impulse Response

<インパルス応答>
時刻t=0において単位インパルスを入力を加えた時のシステムの時間応答。

ISO

International Organization for Standardization

国際標準化機構。
または、略称ISO(アイソ、アイエスオー、イソ)と呼ばれている。
電気分野を除く、工業分野の国際的な標準である国際規格を策定するための民間の非政府組織。本部は、スイスのジュネーブ。スイス民法による非営利法人。各国1機関が参加できる。国際標準化機構が出版した国際規格(IS)も一般にはISOと呼んでいる。

ISO/IEC

2つの国際標準化機構が共同して標準を制定する際の表記。ISO、IECについては、それぞれの欄参照。

ITS Data Bus Forum

IDBフォーラム

自動車用、テレマティックス・インターフェース標準化団体。

ITUG、694 ITUG、694勧告
ITU-Tにより策定された,WDM用途の光スペクトルグリッドの標準である。G、694.1は波長間隔の狭いDWDM(DenseWDM)用、G、694.2は間隔の広いCWDM(CoarseWDM)用の波長グリッドに対応する。
ITU-R

International Telecommunication Union Radiocommunications Sector

<ITU-R勧告>
無線分野における国連専門機関であるITU-Rにおいて定められた法的拘束力をもたない国際的標準。SG会合で承認されたものがITU-R勧告となる。
ITU-T

International Telecommunication Union,Telecommunication Standardization Sector

ITU(国際電気通信連合)の下部組織。通信関連の標準化団体。

JAR

<JARファイル>
Javaクラスファイル、設定ファイル等の複数ファイルを1つにまとめてJavaアプリケーションの実行ファイルを作成するためのアーカイブ形式。

JEDEC

Joint Electron Device Engineering Council

半導体標準規格策定組織。米国電子工業会の下部組織。

JFET

Junction Field Effect Transistor

接合型電界効果トランジスタ

JSON

JavaScript Object Notation

JavaScriptにおけるデータ記述言語。

KGD

Known-Good Die

検査済み良品チップ。

GED(Good-Enough Die)もある。

LCA

Life Cycle Assessment

ある製品が製造、使用、廃棄あるいは再使用されるまでのすべての段階を通して、環境にどんな影響を与えたかを評価する方法のこと。

Lab On a Chip

生物化学系実験室使う分離・分析機器を基板上に集積化した。

Language Model Probability

言語モデル確率

単語連鎖の出現頻度(確率)により、先行2単語が与えられたもとで、ある単語が出現する確率(トライグラム確率)等から、任意の単語系列が出現する確率を近似的に連鎖的に計算する手法。

LED

Light Emitting Diode

発光ダイオード

LNA

Low Noise Amplifier

低雑音アンプ

LOD

LED-OpenDetection

LEDの断線検出。自動車の方向指示器等に使用される。

LO-ODU/HO-ODU

Lower Order ODU/

Higher Order ODU

LO-ODU/HO-ODU(Lower Order ODU/Higher Order ODU)クライアント信号を収容するものがLO-ODU、LO-ODUを多重するものがHO-ODU。LO-ODUもHO-ODUもビットレートやフレーム構造は同一である。

 

LSB

Least Significant Bits

最下位ビットのこと。これに対して最上位は、MSB(Most Significant Bits)という。

LTE

Long Term Evolution

GSM、W−CDMA、HSPA、LTEいずれも携帯電話の無線アクセスの規格の名称。GSMは2G(第2世代)、WCDMAは3Gの規格で、HSPAはW−CDMAを拡張した高速パケット通信の規格で3.5G。LTEは2010年ごろからサービスが開始される新規規格であり、将来の第4世代規格により近いことから3.9Gともいわれる。
LVDS

Low voltage differential signaling

低電圧差動伝送。バックプレーン等を用いて高速かつ、低消費電力でデータを転送する方式(1対1の接続向け)マルチポイント向けに改良した方式をM-LVDS(マルチポイントLVDS)である。

LVS

Layout-Versus-Schematics

レイアウト対回路図

MATLAB

1984年にThe Mathworks社によって開発された行列演算ソフトウエア。SIMULINKと組み合わせると、ブロック線図を用いて、解析システムを構築可能。

Median Plane

<正中面>
人の体を左右対称としたときの中心となる面。

MEMS

Micro Electro Mechanical System

<パワーMEMS>
発電するMEMS(Micro ElectroMechanical System:機械要素部品等を集積化したデバイス)である。

<MEMSマイクロホン>
MEMSとは、Micro Electro Mechanical Systemsの略。シリコン基板上に微小機械構造を作り込む技術で製品の超小型化に貢献する。この技術を用いてマイクロフォンを作り込む技術。

MFCC

Mel-Frequency Cepstral Coefficient

音声スペクトルの対数値を人の聴覚特性に基づく周波数軸で補正した後、離散コサイン変換して得られる特徴量。
MVS

Machine Vision System

マシン・ビジョン・システム

外観や形状、色彩等を認識し、解析、処理するシステム。

MD

Mini Disc

ミニディスク。音楽やデータの記録に用いる規格。

mHEMT

metamorphic-HEMT.格子整合を行わないHEMT。

Microswitch
マイクロスイッチ

スナップアクション機構を備えた接点をケースで覆い、その外部にアクチュエータを取り付けた小型スイッチ。

μーTAS

Micro Total Analysis System

ポンプ、バルブ、センサ等を小型化・集積化した化学分析システム。

MIL

Military Specifications

MIL規格。米国防総省の製品調達規格。

MIMO 送受信に複数のアンテナを用いて伝送速度(スループット)や伝送品質を向上させる無線通信技術。
MMIC

(Monolithic Microwave Integrated Circuit)

同一の半導体基板上にトランジスタやダイオードのほか、キャパシタ,インダクタ、インピーダンス線路などの受動部品が一連のプロセスにより形成され、それらが互いに電気的に接続された集積回路。
MMX

MultiMedia eXtension

Pentiumプロセッサ用にIntel社が開発したマルチメディア処理用拡張命令セット。
Momentary Switch
モーメンタリー・スイッチ

自動復帰型スイッチ。一般的には、ボタンを押している間のみ、スイッチがONになる。

MPEG

Moving Picture Experts Group

映像、オーディオのデータ符号化規格。
MPL

Mobile Pixel Link

米National Semiconductorが提唱する携帯電話向け高速シリアル・インターフェース規格。これ以外にも下記の規格が提案されている。
規格名 提案メーカ データ速度
Mobile Video Interface セイコーエプソン、ルネサステクノロ 200Mbit/s
Mobile CMADS NECエレクトロニクス 60Mbit/s
Mobile Shrink Data Link ローム 100Mbit/s
Mobile Pixel Link National Semiconductor 500Mbit/s
MPLS

Multi-Protocol Label Switching

パケットに付与したラベルを参照して、データ転送を行う。始終点間に仮想的なコネクションを設定することで、コネクションオリエンテッドな通信を提供する。

MP3 MPEGオーディオのレイヤー3.オーディオ信号のデータ符号化規格。
MSA

Multiple-Source Agreement

複数のベンダによって合意される共通仕様である。仕様の共通化によるインタフェースの明確化、部品コストの低減、部品入手のリスク分散が狙いである。
MTBF
Mean Time Between Failures

平均故障間隔

MTTF

Mean Time ToFailure

平均故障時間

Narrowband Noise

<狭帯域雑音>
通常1/3オクターブ以下の幅の周波数帯域にだけ成分が広がっている雑音を指す。

NASA

National Aeronautics and Space Administration

米国航空宇宙局

NAT

Network Address Translation

通常は、より詳細な分類であるNAPT(Network Address and Port Translation)のことを指し、あるIPアドレスとポート番号の組を別のIPアドレスとポート番号へと変換する装置のこと。一般には、家庭内のルータや企業のファイアウォールなどに機能として装備され、RFC1918に規定されるプライベートアドレス空間を用いてIPv4アドレスを節約するために使用される。

NEC2
Numerical Electromagnics Code

カリフォルニア大学のローレンスリバモア研究所(Lawrence Livermore Laboratory)の G.J. Burke と A.J. Poggio によって
書かれた任意形状線状アンテナ、散乱体のモーメント法解析プログラムである。任意形状のワイヤーアンテナを解析可能。
ソースコードが公開され、誰もが使用可能。元のプログラムはFortran77で書かれている。最近、市販品も出ている。
http://www.nec2.org/

Net Coding Gain ネット符号化利得(Net Coding Gain)符号化により得られる正味のBER改善度。誤り訂正前後のQ値の差からパリティ付与による帯域増加分を引いた値を対数表示する。
NLM-DTD NaLional Library of Medicineで開発されたXMLの文章構造を定義したDTDである。多くの出版者やアーカイブプロジェクトで採用されており、デファクトスタンダードのDTDとなっている。
NHTSA
National Highway Traffic Safety Adminidtration

米国運輸省国家道路交通安全局

Noise Dispersion

拡散性雑音

空間のあらゆる点で音圧レベルが一定であり、位相が完全にランダムな雑音。

NP

Non deterministic Polynomial time

<NP困難な問題>
計算複雑性理論におけるNP(Non deterministic Polynomial time,非決定性多項式時間)クラスに属する問題と比べて、少なくとも同等以上に難しい問題である。また、二次割り当て問題(QAP:Quadratic Assignment Problem)は、NP困難な組み合わせ最適化問題の中でも特に難しい問題の一つといわれている。
NTIA

National Telecommunications and Information Administration

米国通信情報局

NTSC

National Television System Committee

TV放送用標準フォーマット。

Numerical Aperture

<開口数>
レンズの分解能を決める値。レンズで集光した際に焦点位置に形成されるスポットの大きさは、開口数に反比例する。

OCR

Optical Character Reader

光学式、文字読みとり装置。

ODU

Optical channel Data Unit

OTNで規定されるフレーム構造の一つ。クライアント信号を収容して更に監視制御用のオーバヘッドを付与する。送信端と受信端を結ぶ管理対象であるパスとなる。添え字k(ODUk;k=0,1,2,2e,3,4,flex)を付与してビットレートを示す(例:ODU2は約10.0Gbit/s)。
OFDMA

Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access

一般には、直交周波数分割多重で複数のユーザが多重される方式を指す。また、802.16無線MAN(Metropolitan Area Network)仕様の3つの物理層仕様のうちの一つの物理層仕様の名称でもある。

OIF
Optical Intemetworking Forum
通信関連ベンダにより構成される共通仕様の策定団体。光,及び電気信号インタフェースの基本的な仕様を規定する。
OOK

On-Off Keying

オン・オフ変調

Optical Flow

<オプティカルフロー>
動画において、各フレームの画素がどのように移動したかを光学的に見ることを指す。物体追跡やジェスチャ認識に用いる。

OSCI

Open SystemC Initiative

SystemC言語の普及を促進する団体。

OSPF

Open Shortest Path First

IP網のドメイン内で使用されるルーティングプロトコル。各ルータがトポロジー情報を保有することで、宛先までの経路を計算する。

Open-Source Software

ソースコードが公開されているソフトウエアのこと。また、誰もがソースコードを改良することができる。

OTG

On-The-Go

USB2.0の追加規格。パソコンを介することなく、2つのUSB機器間でのデータ交換を可能にした規格。

OTU

Optical channel Transport Unit

OTNで規定されるフレーム構造の一つ。ODUにオーバヘッドと誤り訂正符号が更に付与されて伝送される。添え字k(OTUk;k=1,2,3,4)でビットレートを示す。(例:OTU2は約10.7Gbit/s)
OVI
Open Verilog International

Verilog-HDLに関する標準化と普及推進を行う団体。
2000年にVI(VHDL International)と合併しAccelleraになった。

PAL

Phase alternation by line

TV放送用標準フォーマット。

PAM

Pulse Amplitude Modulation

パルス振幅変調

Paralanguage <パラ言語>
言語行動によって伝達される情報のうち、文字化されないもの。例えば、発話者の意図や感情、態度など。
PCI

Peripheral Component Interconnect

バスアーキテクチャの名称。 PCIでは32bitと64bit CPU版がある。PCIは、アドレス/データを時分割で使用する。電源電圧やバスの信号電圧は、5Vと3.3Vの双方が規定されている。

PCI Express

PCIエキスプレス

次世代のパソコン用入出力インターフェース技術。現行PCIとの互換を取り、データ転送速度は、2.5Gbit/s。(3GIOとも呼ばれる)

PCM

Pulse Code Modulation

パルス符号変調

PCMCIA

Personal Computer Memory Card International Association

1995年に携帯型パソコンに接続するICカードの共通規格として発足。
カードの厚みによりTypeI、TypeII、TypeIIIの3種類がある。フラッシュメモリカード、LANカード、デジタルセルラーカード等がある。

PCS
Physical Coding Sublayer
物理符号化副層(PhysicalCodingSublayer)。
伝送路の特性に応じて、誤り発生を抑制する伝送路符号化を行う。発生した誤りの検出・訂正を行う、誤り訂正符号の処理も含む。
PDA

Personal Digital Assistants

携帯情報端末、電子手帳を指す。

PDH

PIesiochronous Digital Hierarchy

SDH以前に用いられていたスタッフ多重を特徴とする多重化階てい。なお、スタッフとは複数の信号のレートを合わせるために情報を持たないビットやバイトを挿入すること。PDHは日本、北米、欧州でビットレートの異なる3種類が存在した。
PESQ-MOS 国際電気通信連合ITU-T P.862で規定された客観的音質評価尺度。原音声と符号化等の処理により、劣化した信号を比較し、MOS相当値を推定する。
pHEMT

pseudomorphic-HEMT.HEMTのチャネルを構成するi-GaAsを疑似格子整合する材料に置き換えたHEMT.

Phonological Model

音声信号の特徴を5ms程度毎にスペクトル解析を行うことで得られる短時間特徴の時系列により表現し、この時系列の生起確率を音韻毎に複数状態からなる確率モデルである、隠れマルコフモデル(HMM)を用いてモデル化したもの。音韻モデルを連結することで、任意の単語のHMMを構成することができる。

PLD

Programmable Logic Device

プログラム可能な論理デバイス

PLL

Phase locked loop

位相同期ループ

PMA
Physical Medium Attachment
物理媒体接続副層。

物理層の中で、ビットデータ列のパラレルーシリアル変換を行う。

PoE

Power over Etherner

イーサネットケーブルを用いて、データと同時に電力を伝送する規格(IEEE802.3af)。

PQ(Perceived Quality)

ショールームなどで、ユーザが評価をしている場面で、当たり前品質的評価ではなく、魅力を感じる品質要素がどの程度あるかをみる評価である。

PR

Precipitation Radar

熱帯降雨観測衛星(Toropical Rainfall Measuring Mission)に搭載された降雨レーダ。降雨センサの一つで、13.8GHzの周波数の個体化フェイズドアレー方式のレーダー。

PPM

Pulse Position Modulation

パルス位置変調

PRBS
Pseudo Random Bit Stream

疑似ランダム・ビット列

PRF

Pulse Repetition Frequency

パルス繰り返し周波数

PSRAM
Pseudo SRAM

DRAMのセルアレイと、非同期SRAMの外部インターフェースを組み合わせたメモリー。疑似SRAMとも呼ばれる。

PSRR

Power Supply Rejection

電源電圧除去比

PSTN

Public Switched Telephone

公衆交換電話網

Pure Tone

<純音>
瞬時音圧が時間の単一正弦関数となる音。

PWM

Pulse Width Modulation

パルス幅変調

PXI

米ナショナルインスツルメンツ社が開発した計測・制御用バス規格。

(CompactPCIバスの拡張版。)

QAM

Quadrature Amplitude Modulation

直交振幅変調

QoS

Quality of Service

通信品質。

QPSK

Quaternary Phase Shift Keying

位相偏移変調。

4種類の搬送波の位相を2値デジタル信号の2bit(00,01,10,11)に対応させて伝送する多値伝送方式であり、通常の2値伝送方式に比べ、シンボル速度と所用信号帯域を半分に低減できる。

Qualityfactor Q値(Qualityfactor)
共振器や共振回路などの性能を示すために用いる無次元数で、(共振の中心周波数)/(共振の半値幅)で表される。
Racing

レーシング

入力信号の変化する順番によって状態が変化すること。寄生成分や雑音により、順番が変化すると想定外の動作をする。

RAID

Redundant Array of Independent Disk

記憶容量の小さな装置を組み合わせて作った、大容量高信頼性記憶装置。

RATG
Radio Access Technique Group

Radio Access Technique Group
(無線アクセス技術群)
無線アクセスシステム技術の分類。
 RATG1:IMTシステム(以前の携帯電話システム、IMT-2000及びその高度化システム
 RATG2:IMT-Advanced
 RATG3:既存無線LAN及びその高度化システム。
 RATG4:デジタル移動放送システム及びその高度化システム。

Reconfigurable Digital Signal Processor (rDSP)

リコンフィギュラブル・プロセッサー

(動的再構成可能なプロセッサー)

 リコンフィギュラブル・プロセッサーは、予め用意した幾つかの汎用的な回路セル(ユニット)を用途に応じて、接続構成と動作設定をソフトウェアによって動作中に変えながら、その場に応じた回路として構成し、アプリケーションを動作させるLSI。

 専用LSIの開発費(マスク代等)のコスト削減効果と、短期開発に貢献出来る。今後、リコンフィギュラブル・プロセッサーを使った製品開発は、増大する見込み。

問題点 : 低消費電力化、開発ツール

Rectenna

RectifierとAntennaから名付けられた。(レクテナと読む)アンテナで受けた電波をダイオードで整流し、直流電流として取り出す装置で70%以上の変換効率を得ることができる。
無線送電技術の例を下記に示す。
@無線タグ(RFID)
A電磁誘導方式(Felica)
B強結合磁気共鳴(MIT)
CeZone(Qualcomm社)
D二次元通信(東京大学)

Reed-Solomon Code

リードソロモンコード

バースト誤り検出訂正用ブロックコード

REST

Representational State Transfer

ソフトウエアアーキテクチャの1スタイルでその記述形式がWebサービスのメッセージ交換に用いられる。

Renesas Technology Corp.

ルネサステクノロジ

三菱電機と日立製作所の半導体関連部署を統合した合弁会社。2003年4月1日に発足。

Retrodirective System

パイロット信号を受信し、その信号の到来方向にフェイズドアレーアンテナのメインビームを向けて送信するシステムをレトロディレクティブシステムと呼ぶ。

RF

Radio Frequency

無線周波数。デジタル回路と対で、アナログ回路の”高周波回路”という意味でも用いる。

RFID

Radio Frequency Identification

ゴマ粒大の半導体チップで、近距離から無線によりR/Wを行う無線チップ。

RFタグは、電源を必要としないため、応用範囲が広い。

Ripping

リッピング

音楽CDより、曲をデジタル・データとして取り出すこと。

RKE

Remote Keyless Entry

自動車の施錠解除等を行うシステム。キーフォルダー型(Key Fob)のデータ送信機で、操作する。

RT

Robot Technology

ロボット研究成果の総称。

RTF

Room Transfer Function

<室内伝達関数>
室内IR(インパルス応答)をフーリエ変換して、周波数領域で表現したもの。

RTL

Register Transfer Level

論理回路をレジスタ及び、組み合わせで表現した記述レベル。

SAIF

Switching Activity Interchange Format

RTLシミュレータによるスイッチング情報ファイル。消費電力解析に用いる。

SAR

SpecificAbsorptionRate

比吸収率

生体が電磁波にさらされることにより単位質量当りに吸収される電力
を意味し、単位はW/kgである。
SAW

Surface Acoustic Wave

弾性表面波

Schmitt trigger

シュミット・トリガー

デジタル回路において、理論値(Hi or Low)を判定する閾値が2つある回路(素子)。一般の回路(素子)は、閾値は1つ。Hi側閾値とLow側閾値を分けることで、チャタリングの様な不安定動作が無くなるメリットがある。

S-CSP

Stacked-Chip-Scale-Packaging

メモリ混載パッケージ。DRAM、SRAM、FLASH、SDRAM、PSRAMメモリ等を1つのパッケージに搭載する。

SDH

Synchronous DigitaI Hierarchy

ITU-Tで規定される同期多重を特徴とする多重化階てい、低速の信号(例えば音声情報64kbit/s)をあらかじめ決められた速度系列に順次多重化して伝送する技術。SDH信号はSTM-Nと表記される(例:STM-256は40Gbit/sのSDH信号)。なお米国では同等の規格がSONETとしてANSIにより制定されている。
SDRAM

Synchronous Dynamic Random Access Memory 

クロック同期式、ダイナミックRAM

Semantics

<セマンティクス>
画像や文書に含まれるデータの意味のこと。そのデータが表現する中身がなにを意味しているかを示す。

SERDES

Serialzer Deserializer

パラレル(並列、低速) → シリアル(直列、高速)変換器

SGML

Standard Generalized Markup Language

文書の電子化において、文書の論理椛造のメタ情報や、組版、
検索やリンクなどをサービスするためのタグ付けがなされて
いる言語。ISO8879として標準化された規格である。
Silicon Oscillator 

<シリコン/MEMS発振器>
周波数精度
 水晶発振器・・・1〜100ppm
 シリコン発振器・・・1.5〜100ppm
 セラミック発振器・・・0.1〜1%

 振動子は、シリコン製のMEMS振動子を使用。これによりMTBF(Mean Time Between Faileures:平均故障間隔)が向上した。
MTBFは、水晶(1000万〜3000万時間)、シリコン製は、5億時間。

Switched Fabric
スイッチド・ファブリック

複数の入出力デバイスと複数のスイッチで構成されるネットワーク。

Shannon

(Claude Elwood Shannon)

クロードE..シャノン(1916年〜2001年)

シャノンの法則(情報伝送能力の定義)を示した、デジタル通信技術の先駆者。

受信信号S,雑音電力N,チャネル帯域幅B(Hz)とした場合、デジタル通信チャネルの通信容量Cの最大値は、下記の式で表現できる。

C=B×log2(1+S/N)   [bit/s]

Silicon on Insulator

極薄BOXSOI

デバイスの埋め込み酸化膜(Box:Buried Oxide)が極めて薄いもので、基板をバックゲートとして制御することでしきい値電圧を制御可能。基板は、直流的には絶縁されており、順方向にも電圧を印加可能。

SIMD

Single Instruction Multiple Data

複数のデータに対して、同一の演算処理を同時に実行する演算処理方式。

SMT

Surfacemount-Technology

表面実装技術。

Simulated Annealing <焼きなまし法>

大規模な最適化問題に対する近似解を効率的に発見するための手法の一つで、金属工学における焼きなましから来ている。溶解状態の金属を冷却し、その過程で結晶を成長させることで、欠陥を減らす仕組みを応用して、近似解を探索するアルゴリズムである。

SOI

Silicon on insulator

 絶縁層の上に、半導体回路を形成する技術。CMOS技術に比べてトランジスタの駆動能力が高まることが特徴。このため、遮断周波数(fT)や最大発振周波数(fmax)を高めやすい。

 5GHzくらいまでのRF用途にSOIを用いることが可能。また、CMOSに比べ低電圧で動作できる。このため、CMOSの1/2以下の電力で動作可能。低消費電力化にも貢献する。

SOC

System On Chip

システム全体を1チップの中に入れたIC。

SOPC

System On Programmable Chip

システム全体をFPGAの中に入れたIC。

Sound Field

<音場>Sound Field
音波が存在する空間のこと。文脈によって、空間そのもの指す場合と、空間中の音圧分布やその時間変化を指す場合がある。

Sound Localization

<音像定位>
ある音について聞こえてくる方向と距離や存在範囲がわかるとき、これを光学的像になぞらえて音像定位(Sound Image)と呼び、この音像を知覚することを音像定位という。

Spice

Simulation Program with Integrated Circuit Emphasis

米国カリフォルニア大学バークレイ校が1970年に開発した、アナログ回路シミュレータ。現在使用されているシミュレータのほとんどが、上記を基に開発されている。

sRGB パソコンなどの画像情報機器間の色を統一的に再現できるように国際電気標準会議が1998年に定めた国際標準規格である。色域としては狭く、HDTVの色域はこれと等しい。
SSE

Streaming SIMD Extension

PentiumV以降のプロセッサに搭載されている、マルチメディア処理用拡張命令セット。

SSO

Simultaneous Switching Output noise

同時スイッチング雑音。半導体素子のスイッチングによる雑音。

SSD

Solid State Drive

NAND型フラッシュメモリを用い、パソコン等のHDD代替え用途用。NAND型フラッシュメモリは、書き換え可能回数に制限がある。そこで、同じメモリ素子のみを書き換えないよう、書き換え場所の均一化を図るウエアレベリング手法を搭載している。

SSTA

(Statistical Static Timing Analyzer)

パスの遅延時間を統計的に解析可能なEDA(Electrical Design Automation)ツール。

Stimulus Configuration


<刺激配置>(Stimulus Configuration)
被験者に提示する視覚刺激の空間的構成のことを指す。比較的単純な空間構成の刺激の説明に用いられる用語である。

Super Hi-Vision

<スーパーハイビジョンTV>Ultra High Definition TVとも呼ばれる。
NHKがスーパーハイビジョン(8K)として研究開発している次世代のHDTVでは、現在のHDTVの16倍の3000万画素以上の精細度を有している。

SyncML

Synchronization Markup Language

データ同期の標準規格。やりとりするデータ形式をXMLベースで標準化しており、機種を問わず、データを同期できる。
Tamper Sensor

タンパー・センサー

人為的にデータを読み出そうとする行為を検知するセンサー。
タンパー・センサーを搭載しているメモリICが発売されている。

TCXO

Temperature Compensated Xtal Oscillator

温度補償型水晶発振器。

水晶振動子は、固有の周波数−温度特性を持っている。TCXOは、温度による周波数変動を補正する回路が入っている。

TCXOは消費電力が水晶振動子に比べ高い。このため、携帯機器では、間欠動作を行い、低消費電力化を図っている。

TDMA

Time Division Multiple Access

時分割多重接続

Telematics

テレマティックス

自動車を用いて各種サービス(店舗案内、事故時の緊急通報、盗難通報等)を提供すること。現在位置情報を無線で送信する必要がある為、無線機、GPSなどの各種装置が必要。

Tenure Track

テニュアトラック期間満了時までに資格審査を行い、可とされた教員についてテニュア(定年制適用教員としての身分)を付与する制度。

THD

Total Harmonic Distorition

全高調波ひずみ

TIA

Telecommunication Industry Association

米国通信産業協会

Tmn

Test Model Near-term

H.263の仕様確認と実験のためにTelenor reserch and developmentにより開発され、公開されていた符号化・復合ソフトウエア。
H.263は、1996年にITU-Tによって策定された動画像の符号化方式。

Uncertainty 不確かさ。

測定の結果に付随した、合理的に測定量に結び付けられ得る値のばらつきを特徴付けるパラメータ。「誤差」の定義は、測定量の「真の値」からの測定された値の差分であるが、「真の値」は測定できない。
不確かさにより、測定のばらつきが与えられるので、「真の値」がばらつきの範囲にどの程度の割合で含まれるかを定量的に示すことができる。

TRMM

Toropical Rainfall Measuring Mission

熱帯降雨観測衛星(Toropical Rainfall Measuring Mission)の略。
日米共同の計画で、1997年11月に種子島宇宙センターからH2ロケットで打ち上げられた。

TTY

Text Telephone

テレタイプ通信。

Ultra High Definition TV

<スーパーハイビジョンTV>
Super Hi-Visionとも呼ばれる。NHKがスーパーハイビジョン(8K)として研究開発している次世代のHDTVでは、現在のHDTVの16倍の3000万画素以上の精細度を有している。

UPS

Uninterruptable Power Supply

無停電電源装置。停電後、バッテリーより数分間の電源を供給し、その間にコンピュータを正常にシャットダウンさせるために用いる。

USB

Universal Serial bus

パソコン向け、シリアル・インターフェース仕様の一つ。マウスやキーボード等の周辺機器の接続に用いる。USB1.1では、2つのデータ転送速度に対応している。

Low:1.5Mbit/sec。Full:12Mbit/sec。USB2.0では、48Mbit/sec。

UTP

Unshielded Twist Pair Cable

シールドしていない、より対線。

UWB

Ultra Wideband

 

超広帯域無線。

100μWくらいの電力で100Mbit/s以上のデータ伝送速度を持つことを特徴とする。一般的に帯域が500MHz以上をUltra Widebandと呼んでいる。

 今までの通信方式に比べ広大な帯域を使用する(中心周波数の25%くらいの帯域が必要)一般の無線方式と大きく異なるのは、キャリア(搬送波)を使用しないこと。UWBではこの1パルスが1ns以下で通信を行う。UWBは、スペクトル拡散通信の新しい形である。個々の周波数での放射強度は非常に小さいため、既存の通信に悪影響を与えにくく、低消費電力で通信が可能。

 また、パルス幅が1ns以下の為、反射波を高精度に解析することで、アンテナからの距離を高精度に測定出来るとされているが、現時点ではまだ多くの課題(同期補足、消費電力、他通信への干渉等)が残されている。

UWBの詳細は下記UWBWGを参照してみてください。(尚、こちらはUWBを推進する団体なので、UWB技術の利点が強調されています。)

http://www.uwb.org/

UXGA
Ultra eXtended Graphic Array

ディスプレイの規格。1600×1200画素。

Van Diagram

ITU-R勧告M.1645内で、端末の移動度と伝送速度の観点から、IMTが提供する能力を示す図面である。IMTの能力を示す領域の形状がバン型車両に似ていることから、Van Diagramと呼ばれている。

VE

Value Engineering

米国電機メーカであるGeneral Electric社の
購買課長によって資材の購入費用を低減する手法として「価値工学」は開発された。

基本理論・・・最低の総コストで必要な機能を確実に達成することにより、製品またはサービスの価値をより高める組織的な活動。
具体的には、『もっともコストの安い手段でその働きを達成すれば、その価値(Value)が高まる』
価値(V)、機能(F)とすると、コスト(C)は、下記の様に表せる。
V=F/C

VCA

Voltage Controlled Attenuators

電圧制御アッテネータ

VCA

Voltage Controlled Amplifiers

電圧制御アンプ

VGA

Video Graphics Array 

PCのグラフィック解像度。640×480画素。

VGA

Variable Gain Amplifiers

可変利得アンプ

VHDL

VHSIC hardware description language

ハードウエア記述言語。他にVerilog-HDL等がある。

VI
VHDL International

VHDLに関する標準化と普及推進を行う団体。
2000年にOVI(Open Verilog International)と合併しAccelleraになった。

VLC

Variable Length Code

可変長コード。H.261、H.264等の動画像の符号化に用いられている。

コード・ツリーを用いて、復号化を行う場合が多い。

VLIW

Very Long Instruction Word

命令長を通常のプロセッサよりも長くすることによって、依存関係の無い複数の命令を1つの命令にまとめて、同時に実行する処理方式。

VNT

Virtual Network Topology

仮想網トポロジー(VNT)は、光レイヤネットワーク上に設定される複数の波長パスで構成されるパケットレイヤの論理トポロジーのことである。光レイヤは、パケットレイヤに対してVNTを提供することで、トラフィックを転送する。

VoIP

Voice over internet protocol

インターネット上で音声通話を実現する技術。

Voronoi

ボロノイ分割は、距離空間において、任意の複数個の基点に対して、他の点をどの基点に近いかにより区分けした分割である。二次元平面の場合、最寄りの学校に行くという決め方の校区に相当する。

VRM

Voltage Regulator Module

CPU用電源モジュール。インテル社の規格。CPUが必要とする電圧値を5bitのVIDコードで表現したもの。

VSI
Virtual Socket Interface Alliance

IPコアの流通を図る為に設立された団体。IPの標準化等を図っている。

W-CDMA

Wideband CDMA

第三世代携帯電話に使用されている約5MHzの帯域を持つ通信方式

WDM

Wavelength Division Multiplexing

1本の光ファイバに複数の波長を多重して大容量化を図る技術。
Wear Levelling

Solid State Drive(SSD)は一般的にNAND型フラッシュメモリを使用している。
NAND型フラッシュメモリは、書き換え可能回数に制限がある。そこで、同じメモリ素子のみを書き換えないよう、書き換え場所の均一化を図るWear Levelling(ウエアレベリング)手法を搭載している。

動的ウエアレベリングとは
OS等の書き換えることが無いデータはウエアレベリングの対象外。一部のメモリ素子のみを書き換えするため、書き換え対象が偏ってしまう場合がある。

静的ウエアレベリングとは
書き換えが発生しないデータでも定期的に別領域に移動させ、書き換え可能な残り回数の分布が均一になるようにする手法。

WEEE

欧州連合(EU)が制定し、2003年2月に発効した「廃電気・電子機器指令」である。電気、電子機器廃棄物を対象に、設計、分別回収、リサイクルの各段階で、加盟国、販売業者、生産者などに対して義務を課す内容。

Wiener filter <ウィーナーフィルタ>
雑音の混ざった信号から二乗誤差を最小にする基準で信号の予測値を与えるフィルタ。
WMA

Windows Media Audio

デジタル・オーディオ用符号化圧縮方式。(米マイクロソフト社の開発)

WP

Working Party

Study Group(SG)の下部組織であり、新勧告草案や勧告修正案の作成/審議が行われる。
WRC
World Radiocommunication Conferece

国際的な無線利用等に関わる規定を審議する会議であり、2年または3年毎に開催される。WRC-07は、2007年10月15日〜11月9日までジュネーブにて開催された。

XML マークアップ言語の一つで、主にコンピュータシステムにおける文書データの交換、保存に使用される。
XQuery XMLデータのための問合せ言語。
xvYCC sRGBの色規格と上位互換性を持たせて、一層広い範囲の色を扱えるようにIECが2006年に定めた国際標準規格である。この色域はほとんどの物体色を包含する。
ZigBee

Bluetoothよりも低消費電力(単三乾電池で約2年間駆動)、低価格の無線通信規格。2.4GHz帯を用い、250kbit/秒の通信速度。通信距離は近距離(最大で75mくらい)。標準化作業は、物理層をIEEE802.15.4、アプリケーション層をZigBeeAllianceが担当している。

2D Continuous Dynamic Programming(2DCDP)

<二次元連続DP>
参照に対する端点フリーなDTWに当たる連続DPを二次元的に拡張したアルゴリズム。非線形に変形した画像中のオブジェクトも抽出できる。

2D Data Matrix

二次元バーコード

8bit/10bit encoding

8b/10b符号化

8bitデータを10bitデータに変換することで、データの0,1の数を等しくする符号化。信号の直流成分を除去できる。

10BaseT

10Mbit/sの速度を持つ、イーサネットの規格(IEEE 802.3j)。伝送媒体は、カテゴリ3のUTP。

10GBASE-KR

10GバックプレーンEthernet規格。
(IEEE802.3ap-2007)

100BaseTX

100Mbit/sの速度を持つ、ファースト・イーサネットの規格(IEEE 802.3u)。伝送媒体は、カテゴリ5のUTP。

100BaseT2

100Mbit/sの速度を持つ、ファースト・イーサネットの規格(IEEE 802.3y)。伝送媒体は、カテゴリ3のUTP。

1000BaseT

1Gbit/sの速度を持つ、ギガビット・イーサネットの規格(IEEE 802.3ab)。伝送媒体は、カテゴリ5のUTP。

 

日本語用語

解 説

アイソレータ 携帯端末の送信電力増幅器の出力側に設けられ、アンテナのインピーダンス変動による影響(電力増幅器の出力電力、効率の低下など)を防ぐ回路。整合回路電気信号の品質を確保するため、二つの回路を接続する際に生じる反射などによる電力の損失を防ぐ回路。
アドホック無線通信 アクセスポイントを必要としない自律分散型の無線通信方式。
アライメントマーカ マルチレーン伝送で生じるレーン間スキユーと、レーンの入れ替わりを判別するために、固定周期で挿入される固定長パターン。
RSAプリミティブ 巨大な合成数の素因数分解が計算量的に困難であるという事実を安全性根拠とした公開鍵暗号方式の一つ。暗号化手法そのものをRSAプリミティブ(教科書的RSA)と呼び、RSA-OAEPなどパデイング処理を含めた手法と区別する。
イデアル類群

代数体Kの整数環の分数イデアルと呼ばれる部分加群全体は可換群になるが、その群の中の1元生成のイデアルのなす部分群で商群を作ったものがイデアル類群である。イデアル類群は、有限群であることが知られている。
また、イデアル類群が自明な群になることと、整数環で素因数分解の一意性が成り立つことが同値であることが知られている。

インタポーザ導波路 CMOSシリコンチップに搭戦されたアンテナから効率良く電波を放射するためにチップの実装基板を電波の伝送線路として利用したもの。
遠隔画像診断X線CT

(Computerized Tomography)

MRI(Magnetic Resonance lmageing),PET(Positron Emission Tomography)などを撮影した際に、担当医師だけでなく、遠隔地にいる放射線診断医と画像を共有して診断を下すものである。読影専門医の不足もあって最も普及している。
遠隔病理診断 手術部位の細胞の顕微鏡画像を病理医に転送して診断を仰ぐものである。特に、ネットワークを介して手術中に迅速に診断を行う場合、2回目の手術を避けることが可能になる。
音価

発音時刻から消音時刻までの正規の長さ。

画像・映像コーパス 画像・映像を大量に集めた研究用のデータセットであり、技術の開発や評価のため、正解データが付与されたもの。
角速度センサ 角速度を計測するセンサ。ジャイロスコープとも呼ばれる。加速度センサと同時に用いることで、センサの移動方向・距離を推定可能。
加速度センサ 加速度を計測するセンサ。機械式や光学式などもあるが、近年は、MEMS技術によって小型で安価な半導体式のセンサが実用化されている。
加法的整数論 整数論の一つの分野であり、整数上の幾つかの部分集合の要素の和として表現される整数の集合の諸性質を扱う。
可飽和吸収 光を吸収する媒質において、光強度の増加に伴って励起準位の飽和などのために光をそれ以上吸収できなくなり、吸収量の減少が現れる現象。
カプセリング/デカプセリング 目的のデータを伝送システムで取り扱える形式にするためヘッダ等を付加することをカプセリングといい、元に戻すことをデカプセリングという。
環境エネルギーハーベスティング技術 光、温度差、振動など環境内に存在するエネルギーを回収して使用可能な電気エネルギーを得る技術。
共振器 特定の周波数の信号のみを閉じ込められる装置。
クラスタリング

データの集合をクラスタと呼ぶ部分集合に分け、それぞれに含まれるデータがある一定の尺度で類似を示す共通の特徴を持つようにする処理。教師なしデータ分類。

計算機ホログラム CGH(Computer Generated Hologram)。所望とする画像のデータから、ホログラムとなる光の干渉じまパターンを計算し、リソグラフィーにより基板に加工したホログラム。
減算方式ビームフォーミング

2つのマイクロフォンの観測信号を減算すれば、同相で入力した信号は打ち消し合って、相殺される。この原理で特定の方向に指向性の死角を形成する方法。

行動認識 人の行動をセンサ等を用いて計測し、実際にどのような行動を行ったかを認識すること。腕や頭といった体の部分の動作だけでなく、歩く・走るといった動作の認識も含まれる。
行動のラベリング

動き・運動や動作を観察し、振る舞いとして認識・理解して類型化すること。

国際単位系(SI単位系)

時間(秒、s)、長さ(メートル、m)、質量(キログラム、kg)、電流(アンペア、A)、熱力学温度(ケルビン、K)、物質量(モル、mol)、そして光度(カンデラ、cd)。

コグニティブ無線技術 無線機が周囲の遮波環境を認識し、その状況に応じて、ほかのシステムに干渉を与えることなく、周波数帯域等の無線リソースを適宜利用することにより、利用者が所望の通信容量を所望の通信品質で周波数の有効利用を図りつつ伝送を行う無線通信技術。
故障テスト

LSIの市場不良の約7割がテスト・カバレージ漏れによるという調査報告(第11回RCJ信頼性シンポジウム)が東芝セミコンダクタ社よりあった。この報告によると、微細なゴミによる故障とテストの不完全性が重なって、LSI故障を引き起こすものという。

 大規模LSIになるほど、この傾向が強くなる。今までは、ATPGを使ったLSIテスター向け、故障診断方式を採用してきた。しかし、LSIが大規模になる速度と、LSIテスターのメモリ容量が追いつかず、そこにギャップが生じ、市場不良につながっていたものという。

在宅療養支援 血糖値のセンサや心電計などの健康管理端末で測定した生態情報を保健師や医師へ転送し、その情報に基づく生活指導を行うこと。
三刺激値 XYZ系等色関数(x,y,z)それぞれと対象物体の光のスペクトル分布の畳込み演算によって得られる三つの値がXYZ三刺激値である。
自己位相変調 光が自分自身の光強度によって誘起する非線形効果(光Kerr効果)によって、その光自身が強度に応じた位相変化を受ける現象。
コルモゴロフ複雑性 有限長の文字列x のコルモゴロフ複雑性とはxを出力するような最短プログラムサイズのことで、記述言語の違いによる複雑度の差は高々定数である。
矢状断面

(しじょうだんめん)

身体を左右に分割する断面。特に正中を含む面を正中矢状断面と呼ぶ。
室内IR

(室内音響インパルス応答)

ある部屋における音源から聴取点までのインパルス応答。

(Auditoy similality in room acoustic impulse response)

CPU仮想化技術 CPU、メモリ等のハードウェアリノース上にソフトウェアによる仮想的な計算機環境を構築し、アプリケーションはその仮想計算機環境内で動作させる技術。
CPUの性能

D=IC×CPI×CCT

   ・D(Delay)=プログラム実行時間

   ・IC=実行命令数

   ・CPI=1命令当たりの所要クロック数

   ・CCT=クロックサイクル時間

Scheffe(シェッフェ)の一対比較法

一対比較とは、刺激から2個を取り出し、大小の好悪の判断を求める主観評価方法。
Scheffeの手法では、評点を用いるため、刺激間の差が大きい場合に適している。

縦続音響管モデル 声道を断面積の異なる円筒形の音響管の連なりで表現したモデルで、各種音響特性を計算できる。なお、個々の音響管は平面波伝搬のみを仮定している。
受動モード同期 レーザ共振器の中に光強度に依存して透過率が変化する要素を用いて、受動的(自然)にモード間の位相がそろった(モード同期した)パルス発振を得る技
術。
焦電センサ

赤外線による人検出用に用いられるセンサ。温度変化によりセラミック表面の帯電電荷が増減する焦電効果を利用して検出する。

シンボル速度 一般にm値符号でlシンボル(1パルス)当り、n(=log2(m))ビット伝送できる。例えば一般的な2値符号では2bit/symbolであるが64値符号では6bit/symbol伝送できる。
人工材料

特定の機能を得るために人工的に作られた材料で、複数の材料を混合した複合材料や特定の幾何学的構造を持った複合構造体を指す。

人工誘電体

金属小片を孤立させて配置した媒質。外部電界より金属小片に分極が生じる現象は、誘電体内の分極を人工的に模索しているとして、人工誘電体と呼ぶ。

ストリートマイクロセル

マイクロセルの一種であり、基地局アンテナを周囲の建物高よりも低位置に設置し、道路沿いの数百メートルをサービスエリアとするものである。

スロット方形アンテナ

正方形スロットアンテナに電磁結合させる励振素子として、正方形パッチを使用したアンテナであり、高利得化の特徴がある。

整数基

一般に代数体Kは、有理数体上のベクトル空間になる。その次元をnとすると、Kの元で最高次の係数が1の整数係数の他項式の根になるものが、Kの代数的整数と呼ばれる。この全体がKの整数環である。Kの整数環は、Z上でn個の基底が存在することが知られており、それが整数基である。

正則グラフ グラフ理論において、各頂点に隣接する頂点数(次数)が全て同一であるグラフのこと。
声道断面積関数 声門からの距離に対する声道の断面積の関数。
大語彙連続音声認識 数万語以上の語彙を対象とした音声認識で、ディクテーションとも呼ばれる。一般に音響モデル、言語モデルにより構築され、大規模なデータベースにより性能の良いモデルが実現できる。
多重化階てい 低速の信号を高速の信号へ多重する階層構造のこと。例えばOTNでは2.5Gbit/sの信号を4多重してlOGbit/sの信号を生成することや10Gbit/sの信号を4多重して40Gbit/sの信号を生成することができる。
単数群

整数環の元xでその逆数1/xも代数的整数になるものは、単数とよばれる。その単数全体は、群をなすことが分かり、単数群とよばれる。代数体の単数群は、有限個の元で生成されることが知られている。基本単数とよばれるこれらの生成元を計算することが重要である。

窒化ガリウム 青色発光ダイオードにも用いられているバンドギャップが3.4eVの化合物半導体。
電磁環境適合性(EMC)

電気・電子機器について、それから発する電磁妨害波が他の機器やシステムに影響を与えず、また他の機器やシステムからの電磁妨害を受けても、その動作に影響を与えないこと。

等色関数 CIEが1931年に定めたもので、平均的な人の光の波長に対する感度を等色実験により求めた値を表す。この人は標準観察者と呼ばれている。
頭部IR

自由空間(伝搬を遮るものや反射波がない空間)において、下記を逆畳み込みにより正規化した信号。
(1)音場の位置から聴取者の両耳の鼓膜までのインパルス応答。
(2)聴取者がいない状態で、音源の位置から聴取者の頭中心位置までのインパルス応答。

テスト情報量最大化原理

適用型テストにおける項目選択手法の一つであり、受験者のそれまでの出題項目への回答履歴から能力推定値を推定し、それについて情報量を最大にする項目をアイテムバンクより抽出して受験者に出題する適応的出題原理。

D端子

Y/Cb/Crまたは、Y/Pb/Prの輝度/色差信号の3情報を1本のラインで伝送する方法。

軟判定、硬判定

伝送路がAWGNと見なせる系では、受信信号を0、1のみに判定する。(これは硬判定)

0,1だけではなく、どの程度確からしいかの情報(軟判定復号情報)を元に複合する方式だと、一般に硬判定よりも2dBの符号化利得が得られる。軟判定復号は、ビタビ復号等の畳み込み符号の復号アルゴリズムを用いると簡単に行える。

左手系材料

誘電率と透磁率が同時に負の値を取る媒質は、左手系媒質と呼ばれ、電磁波の位相速度と群速度が逆向きになる。特定の周波数領域で左手系特性を有する材料を左手系材料と呼ぶ。

輻輳(ふくそう)

人間の眼球運動のこと。対象物に視線を交差させようとする両眼の動きである。これら視覚系の奥行き情報として利用されている。

物理層 ISOによって定義されたOSI参照モデルのレイヤ1に位置する。時間連続なビットデータ列を、伝送媒体(光ファイバ,導体ケーブル,空間等)に合った信号に相互変換する。このときビットデータ列を正確に伝達する必要があるため、誤りを低減する符号化も行われる。
分布帰還型レーザ 光導波路の長手方向に形成した周期構造でできる波長選択性で共振器を構成するレーザ、DFB(Distributed Feedback)レーザとも呼ばれる。
平均演色評価数

光源のの演色性の程度。

ボクセル解像度 ボクセルは断面の厚さを考慮したピクセルのこと。例えば,256×256mmの方形の領域(厚さ2mm)をMRIで256×256ピクセルの画像にすると、ボクセル解像度は1×1×2mmとなる.
ホワイトスペース 特定の電波利用のために割り当てられているにもかかわらず、未使用である周波数。未使用である理由としては、近接している地域における電波干渉の回避等が挙げられる。周波数がホワイトスペースであることを証明する技術の検討が今後のホワイトスペースの有効利用のた
めに必要となる。
マイニング データマイニングのこと。大量のデータに「埋蔵」された相関やパターン等を「採掘」することから「マイニング」と呼ばれる。
マルコフ連鎖 取り得る状態が離散的であり、将来の状態が過去の状態履歴に依存せず現在の状態だけで決まるような確率過程のこと。
無線PAN 無線パーソナルエリアネットワークの意味。
10m程度の通信エリアを持った無線機同士が基地局を介さず相互で通信を行うネットワーク。
モジュラーな楕円曲線

楕円曲線のL関数が、あるモジュラー形式に付随するL関数と一致するときに、その楕円曲線は、モジュラーであるといわれる。モジュラーな楕円曲線は、モジュラー形式の理論を使って研究することが可能。

モスアイ構造 蛾の複眼表面にあるような光の波長以下の周期的な凸凹構造で、等価的に厚み方向に屈折率が連続的に変化する媒質とみなせるため、広範囲の波長領域で反射率が低減する。
バーナム暗号

Vernam

平文と同じ長さの鍵を排他的論理和して暗号文を生成する共通鍵暗号方式であり、証明可能安全性を有する完全秘匿暗号である。攻撃者が無限の計算機能力を有していても鍵が平文以上の長さである場合には、暗号文から平文の情報を得ることができない。
バギング 機械学習技術の一種であり、学習データからランダムに抽出したデータで学習した識別器を複数用意し、その結果の融合により最終的な識別を行うことで識別性能の向上を図る。
ハッシュ表 大量データへの高速アクセスを実現する技術としてハッシュ法が知られており、これを実現する各データを登録しておく表をハシシュ表と呼ぶ。
プレプリントサーバ 学術誌に論文を掲載する以前の段階の論文を査読なしで早期に公開するためのサーバ。研究プライオリティの確保と情報交換の迅速化のために1990年以
降に普及してきた。
ボーンモーフアニメーション

手指関節を含め、人体構造に近似した関節構造でボーン(骨格)を構成し、その上のスキン(皮膚や服等)をかぶせ、各関節の動きに連動してスキンを変形させる手法。

モーフターゲット

モーフターゲットは、異なる三次元形状データを用意して、ある形状からターゲットとすべき形状へ頂点座標を補間変形することで作成する方法。

有機化学

Organic Chemistry

炭素原子を含んでいる化合物を有機化合物という。有機化学は、このように炭素化合物の研究を行う分野である。

誘導放出 高いエネルギー順位にある原子が低いエネルギー順位に遷移して光子を放出するとき、遷移確率が入射光強度に比例する放出。
ラボオンチップ

Lab On a Chip

生物化学系実験室使う分離・分析機器を基板上に集積化した。

量子井戸・量子細線・量子ドットレーザ 電子の移動方向を束縛した状態のうち二次元方向しか動けなくした状態を量子井戸、一次元を量子細線・零次元の電子状態が実現された構造を量子ドットという。電子の閉じ込めにより利得スペクトルが先鋭化し、発光効率などレーザ特性が向上する。
リングオシレータ

奇数個のNOTゲートをリング状に統合した構成を持つ発振回路、論理回路のゲート遅延を測定する際に用いる回路。

レーザーレンジファインダー

レーザ照射に対する散乱光(基本的に散乱光)を測定し、周囲にある対象までの距離を得るセンサ。普通ミラーを回転させて二次元をスキャンする。

論理合成

Logic synthesis

ハードウエア記述言語(Verilog-HDL、VHDL等)で記述したRTレベルの設計データをゲートレベルの設計データに変換すること。

ワイヤレス電力伝送方式 磁気共振方式
遮磁誘導方式において送電側と受電側のコイルを強く共振(共鳴)させることにより、無線による電力伝送距離を伸長させる方式。

電磁誘導方式
送電側と受遮側とのコイル(アンテナ)を結合させ、誘導磁束を利用して無線で電力を伝送する方式。

 

アンケートご記入へのお願い

弊社のホームページを見てのご感想を是非、お聞かせください。 ←ここをクリックしてください。

 

 

[ ホーム ] [ 上へ ]

この Web サイトに関するご質問やご感想などについては、下記の電子メールまでお送りください。
  (大変申し訳ございませが、フリーメールアドレスからは受付しておりません。)